
相互リンク募集中!
ヒラタニオイガメ
【和名】
ヒラタニオイガメ
【英名】
Flattened Musk Turtle
【学名】
Sternotherus depressus
【甲長】
最大約12.5cm(雌)
ヒラタニオイガメの特徴
ニオイガメ属の最小種。
超レア的な存在で、流通量が少なく見る事がとても難しくて高価。
スジクビヒメニオイガメに似ているが、筋模様がより細く甲羅があきらかに平たい。
特にオスの成体では、甲羅の平たさが顕著になる特徴がある。
中央部のキールは不明瞭でしばしば消失する。
体色は、黄褐色から暗褐色の地に、黒系の斑点や筋模様が入るが、成体では模様は消え、全体的に暗色化する。
甲羅の継ぎ目は暗色に縁取られる。
比較的メスの方が、オスより大型化する特徴がある。
他のニオイガメの特徴と同じく、下顎には2本の髭状の突起がある。
頭部の巨大化もあり甲羅の平たんに対し、巨頭化のインパクトは強い。
ヒラタニオイガメの生息地
ヒラタニオイガメの生息地は、アメリカ合衆国。
アラバマ州北部ブラックウォリアー川水系の上流。
水深1.5m程の流れが早い清流で、隠れる隙間のある流木や岩場の多い場所を好む。
野生下での寿命は、30年近くとも言われている。
絶滅の危険度が高いとされ、アメリカ合衆国政府により保護されている。
アラバマ州や国外への持ち出しは厳重に規制され、国際自然保護連合の絶滅のおそれのある動植物リスト(レッドリスト)に、最高ランクで登録されている。
当然、日本への持ち込みは不可とされる。
眉唾モノだが、市場では特に平たいスジクビ等が、ヒラタニオイやその混血モノとして価格を吊り上げて出回っていたりもしている…。

生息地は温帯域。アラバマ州北部ブラックウォリアー川水系上流に生息。